美浦・戸田博文 厩舎
■ 調教状況 ■ ジーワンサラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／１５年募集 大物だけが持つことを許される風格がにじみ出て、圧倒的な威圧感までもが漂う堂々とした立ち振る舞いに、誰もが思わず息を呑むことでしょう。放牧地での勇ましい姿からは強靭な足腰、体幹の強さをうかがわせます。キレのあるフットワーク、つねに高いレベルで安定した健康状態、そして我の強さと指示を受け入れる柔軟性など、父の代表産駒に共通する一流の資質を備えています。スラッと伸びのある背中、無駄肉の少ない体質、脚元の軽いさばきからは、芝の中長距離戦に高い適性を感じさせます。クラシックの王道路線を歩み、その先の栄光を手にするだけの下地は十分過ぎるほどあります。
クリームオンリーの１４
牡馬・芦毛・２０１４年１月２２日生れ（美浦・戸田博文)
生産：白老ファーム・繋養：追分ファーム 全４０口●総額４，０００万円
馬名：クープデュモンド
英名：Coupe du Monde（仏語）
由来：パティスリーの技術を競う国際大会名。母名からの連想。
ステイゴールド
1994 黒鹿*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿Halo Hail to Reason Cosmah Wishing Well Understanding Mountain Flower ゴールデンサッシュ
1988 栗毛*ディクタス Sanctus Doronic ダイナサッシュ *ノーザンテースト *ロイヤルサッシュ *クリームオンリー
Cream Only
2004 芦毛イクスチェンジレイト
Exchange Rate
1997 芦毛Danzig Northern Dancer Pas de Nom Sterling Pound Seeking the Gold Spectacular Bev ラズベリーエッグクリーム
Raspberry Eggcream
1996 栗毛Time for a Change Damascus Resolver Vennila Cream Valid Appeal Redundancy (4)
母の父：
イクスチェンジ レイト Exchange Rateは米国産,北米６勝,トム フールＳ-ＧU。
主な産駒：レックレス アバンダン(ミドル パークＳ-ＧT,モルニ賞-ＧT),サンセット グロウ(デル マー デビュータントＳ-ＧT),
ボール ダンシング(ジェニー ワイリーＳ-ＧT),スワップ フリパルー(テストＳ-ＧT),*アーマイン(アップル ブラッサムＨ-ＧT),
カリテア(亜オークス-ＧT)
母：
*クリームオンリー Cream Only(04 Exchange Rate)米国産,北米３勝,Instant Racing Breeders' Cup S-L(Ｄ８Ｆ)。産駒
クリティカルヒット(09 牡 黒鹿 Smart Strike)２勝
ファイネスト (11 牡 栗 ゼンノロブロイ)１勝,現役
ソールインパクト (12 牡 芦 ディープインパクト)１勝,東京スポーツ杯２歳Ｓ-ＧV３着,ホープフルＳ-ＧU４着,京成杯-ＧV４着,現役
ノンシュガー (13 牡 芦 ダイワメジャー)未出走
祖母：
ラズベリー エッグクリーム Raspberry Eggcream(96 Time for a Change)北米３戦。産駒
エレクトリファイ Electrify(セ Delaware Township)北米１０勝,フレッドＷ.フーパーＨ-ＧV,Unbridled S-L,
｜ Mecke H-L,Carl G. RoseClassic H,Jack Price Juvenile S,Forever Whirl S,
｜ AmbehavingS,Ocala Breeders' Sales Sophomore S,スペンド ア バックＨ-ＧV２着,
｜ Pasco S２着,Choice S２着,Spend a Buck S２着,ChampaliS３着
ロスコ Rothko(牡 Arch)北米４勝,アリスタイズＳ-ＧV,同３着,マリブＳ-ＧT２着,Iowa Sprint H-L２着
キンゼイ Kinsey(牝 Delaware Township)北米５勝,Sorority S-L３着
３代母：
ヴェニラ クリーム Vennila Cream(90 Valid Appeal)北米９勝,PrincessFuturity-L,Southland S,
Rebel S,Pontalba S,Shreveport H,Dixie Miss S２着,Prima Donna S-L３着。産駒
カズー Kazoo：北米１０勝,トボガンＨ-ＧV,F. W. Gaudin MemorialH-L,カマンウェルスＢＣＳ-ＧU２着,
｜ Teddy Drone S-L２着,AlyshebaBreeders' Cup S-L３着,Colonel Power H-L３着,
｜ Hansel S-L３着,Longfellow S３着(２回),Mr. Prospector S３着。種牡馬
レモン クリーム パイ Lemon Cream Pie：北米３勝,ニッカボッカーＳ-ＧV２着
クープデュモンド 牡３（美）戸田博文 本賞金 ￥０ 総賞金 ￥０ (６戦 ０- ０- ０- ０- ０- ６) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 17/07/09 2福島4 未勝利 ９ 吉田豊 ７ 56 ダ1700 良 1.50.1 2.1 9-11-10 40.7 434 \0 17/05/14 2東京8 未勝利 11 岩田康誠 ８ 56 芝1800 重 1.50.0 1.2 5- 6- 6 36.0 436 \0 17/04/23 2東京2 未勝利 ６ 岩田康誠 13 56 芝1400 稍 1.23.9 0.1 - 1- 1 34.1 436 \0 16/12/24 5中山8 未勝利 11 吉田豊 11 55 芝2000 良 2.05.3 0.9 5-10-12 37.4 438 \0 16/11/19 5東京5 新馬 ７ 吉田豊 ４ 55 芝1800 稍 1.51.7 1.3 6- 6- 6 35.1 440 \0
■ 17/07/09 福島 未勝利 7月9日(日)福島･ダート1700ｍ戦に56kg吉田豊騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの434kgでした。 レースでは、スタートを出てから少し躓いたものの、すぐに立て直し、押して先行集団へ取りつきました。7･8番手あたりのポジションで、インコースを通って最初のコーナーをカーブ。向正面に入って早々と鞍上の手が動き始めますが、反応が鈍く、少しずつ位置を下げてしまいました。3･4コーナーでさらに前との差を広げられ、直線に向いてからも盛り返しを見せることはできず、勝ち馬からは2.1秒差の9着で入線しています。
「前走は芝スタートで、その間でうまく先手を取れたのですが、今日はスタートして3完歩めに躓いて前へ入られたことが痛かったです。その後はゴチャゴチャとしたレースになって、馬が気分を損ねてしまいました。以前に比べると、だいぶ悪さはしなくなっているんですが、まだ気難しさは残っています」(吉田豊騎手)
「今日も行く気ではいたのですが、砂を被って嫌気をさしてしまいました。勝つ能力はある馬ですが、気持ちの持続が難しいですね」(戸田調教師)■ 17/06/11 東京 未勝利 6月11日(日)東京･ダート1600ｍ戦に56kg吉田豊騎手で出走し、馬体重は前走と変わらず436kgでした。 レースでは、スタートを決めると、押しながらハナ争いへ。内の馬を制して、単独先頭に立ちました。外からも迫られましたが、ハナのポジションを譲らず、3･4コーナーをカーブ。そのまま直線に入り、逃げ切りを図りました。残り200ｍを手前に外からライバルに並びかけられ、4頭の叩き合いとなりましたが、2番人気馬の脚色が良く、2着争いに後退してしまいました。懸命に粘ったものの、ゴール直前で集団に交わされてしまい、6着と惜しくも掲示板を逃しています。勝ち馬との差は0.4秒でした。
「かなり厳しい展開になりましたが、最後までよく踏ん張っていました。直線で交わされてからも、一旦は抵抗するところがありましたね。道中もだいぶ大人になってきた印象です。今回、ビシッと出して行ったので、次走はもっとダッシュが利くようになるはずです。ダートはまずまずこなしていました」(吉田豊騎手)
「悪い競馬ではなかったですね。ただ、ハナに立つのに苦労したところを見ると、本質は芝向きなのかもしれません。今後については、状態や出走状況を見たうえで決めたいと思います」(戸田調教師)■ 17/05/14 東京 未勝利 5月14日(日)東京･芝1800ｍ戦に56kg岩田騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの436kgでした。 レースでは、好スタートを決めて、馬なりで好位につけました。道中も好位の外めを追走。直線、馬場の真ん中から差し切りを狙って追い出しましたが、内にモタれながらの走りとなり、前を交わしていくことができませんでした。中団で流れ込んでの入線で、勝ち馬からは1.2秒差の11着でした。
「周りを気にすることなく走っていましたし、手応えもまだあったので、伸びてくれるかと思ったのですが、グンと反応するまではいきませんでした。今日は馬場に脚を取られていて、まだ体に芯がないぶん、支えていないと走れない感触がありました。キレる感じではないので、ダートでもいいかもしれません」(岩田騎手)
「雰囲気は良かったので、もっと前に行ってもいいかと思っていたのですが、少し控えたポジションでした。道中はいい感じだったものの、肝心なところで、追われると、馬場に脚を取られて、嫌気がさしていた印象です。ジョッキーからダートを試してみてはとの進言がありました。状態に問題なければ、このまま在厩して調整し、ダート1600ｍ戦で先行させてみることを考えていきましょう」(戸田調教師)■ 17/04/23 東京 未勝利 4月23日(日)東京･芝1400ｍ戦に56kg岩田騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの436kgでした。 レースでは、スタートを決めると、内の馬を交わして、果敢にハナへと立ちました。2番手に1馬身の差をつけて逃げる展開となり、そのまま3･4コーナーをカーブして直線へ。残り400ｍ付近で外のライバルに抜き去られて、2･3番手に後退したものの、そこからも走るのを止めるようなことはなく、懸命に脚を伸ばしました。あと一歩で掲示板でしたが、外を強襲した馬に差されてしまい、6着で入線しています。勝ち馬との差はわずかに0.1秒でした。
「ハナに立つか、後ろから脚を伸ばすか、どちらにせよ思いきったレースをしようと考えていました。スタートを出ましたし、行く馬もいなかったので、逃げを打ちました。道中はイヤイヤせず走っていましたね。直線で早めに交わされてしまいましたが、そこからも止めずに盛り返してくれました。レース前から雰囲気は良かったです。条件的には、もう少し距離が延びた方がいいように感じました」(岩田騎手)
「気性面が大人になってきましたし、レースぶりも良くなっています。後ろからの競馬になるかと思ったら、ハナに行ったのでビックリしました。直線では、あそこまで我慢せず、ぶっ放して後続との差を広げても良かったかもしれませんね。もう少しで権利だったのですが残念でした。ただ、それほど間隔を取らなくても出走できそうなので、このまま厩舎で調整を続け、次走を目指すつもりです」(戸田調教師)■ 16/12/24 中山 未勝利 12月24日(土)中山3R･芝2000ｍ戦に55kg吉田豊騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの438kgでした。 レースでは、ほぼ五分のスタートから少し促しつつ中団を追走。そのまま馬群の中で脚を溜めていましたが、3コーナーを過ぎたあたりから、行き脚がいまひとつで、4コーナーでは内めでポジションを下げてしまいました。直線では、ジリジリとした脚色で、バテることなく踏ん張っていたものの、大きく追い上げるほどの勢いはなく、最後は勝ち馬から0.9秒差の11着で入線しています。
「どうも集中しきれていないですね。3･4コーナーで走るのを止めてしまったように、子供っぽさをだいぶ残しています。そこでお釣りがもうないのかと思ったら、直線では下がらず巻き返そうとしていました。悪さはしなくなってきたものの、馬体も減らしてしまっていましたし、良くなるのはもう少し先なのかもしれません」(吉田豊騎手)■ 16/11/19 東京 新馬 11月19日(土)東京･新馬戦(芝1800ｍ)に55kg吉田豊騎手で出走･デビューし、馬体重は440kgでした。 レースでは、きっちりスタートを決めて、前めにつけていきました。外から交わされ、ややポジションを下げて、8番手で3コーナーをカーブ。直線に入り、外めに出すと前が開いたものの、いざゴーサインを出してからはスッとは反応できませんでした。それでも、最後までジワジワと脚を伸ばして、勝ち馬からは1.3秒差の7着で入線しています。
「返し馬は良かったですし、ゲートも出てくれました。昨日練習したら、しっかりと出てくれて、実戦でも大丈夫でした。道中の走りも問題なかったものの、直線で外に出してからのスピードアップについていくことができませんでした。このような気性をしているので、思ったほど攻めることができず、まだ中身が伴っていない印象です。牝馬らしい感じで、もっと逞しさが出れば走るようになるでしょう。ただ、うまく競馬をすることはできましたし、次走も同じような精神状態で臨むことができればと思います」(吉田豊騎手)
「ひとまず、何か悪さをするようなことなく、無事走ってくれて良かったです。返し馬･ゲートともに大丈夫でしたが、引き続き気を付けていきます。今後については、権利を獲ることができなかったため、続戦するか放牧に出すかは、状態や出走状況をよく見たうえで判断しましょう」(戸田調教師)
